さあ、12月に入り本当にもう今年もカウントダウンが始まりますね。
年末は「いつも仕事がバタバタで〜」という方もいれば、逆に「ちょっとゆっくりなんだよね」という方までいるかと思います。ただ、いずれにしても皆さん「考える」ということは日々やらなければならないんではないかなと思います。そんな時にヒントになる一冊です。
考具
加藤昌治 著
2003年に発行された書籍ですが長年人気で、定価は1500円ですが15年経った今でもメルカリなどで800円~1000円前後で売買されています(ヤフオクでは1,200円くらい(°_°)。その背景には今の時代だからこそ求められている能力に関係しているのかなと思います。
つまり、現在ネット環境が当たり前になり情報がいつでも誰でもどこででも検索できる時代で、情報の価値が落ちていますが、逆にその溢れた情報の中からいかに役立つ有益な情報を探せるかという能力の価値が上がってきています。
そして、さらにその集めた情報から考え企画にし、実行していくことが必要なのですが、多くの方が「考える」というスタートの部分でただ漠然と頭の中で考えてしまっているのでまとまらない。
そこをこの本では「考える」ための「道具」、つまり「考具(こうぐ)」を持っていますか?ということで様々なシンキングツールを提供してくれているのです。
正直、内容的にビジネスマンなら一度は見たこと、聞いたことがある方法の紹介かと思われます。
でも、アイデアもそうですが「今までにない」「斬新で新しい」ものなんてなかなかあるわけではなく、「そういえば」「忘れてた」「新しい組み合わせ」といったもので世の中って成り立ってますよね。
そういうのを思い出させてくれる内容になっていると思います。
企画を考えたい人、新規事業に困っている人、起業を考えている人、などなどもしよかったらオススメなので一読してみてください。