みなさん、AISCEAS(アイセアス)って聞いたことはありますか?
これは、マーケティング用語になるのですが、元々は「AIDMA(アイドマ)」といって、1920年代にサミュエル・ローランド・ホール氏が提唱したモデルとがスタートと言われています。今でも汎用的なモデルとして、購買活動を考える時のひな形として使われています
A…Attention:認知・注意
I…Interest:興味・関心
D…Desire:欲求
M…Memory:記憶
A…Action:行動
現代の購買行動を考えると、M…記憶の部分が時代的に違うかなという感じですかね。今は多くの方がスマホを所有しているので、お気に入りに追加したり、メモ機能を活用したりで、自分の頭の中で記憶しておくっていうのはあまりしないですよね。
続いて、「AISAS(アイサス)」、コチラは2005年に電通が提唱した言葉です。
ネットの時代になりS…search(検索)が大きな変化として加わった形です。
A…Attention:認知・注意
I…Interest:興味・関心
S…Search:検索
A…Action:行動
S…Share:共有
そして、冒頭に出てきた「AISCEAS(アイセアス)」。
これは同じく2005年にアンヴィコミュニケーションズが提唱したモデルです。
顧客心理を元によりアイサスよりも詳細化した感じですね。
A…Attention:認知・注意
I…Interest:関心
S…Search:検索
C…Comparison:比較
E…Examination:検討
A…Action:購買
S…Share:共有
私個人の感覚だと、コチラの方がより実際の部分に近いなと感じます。
他にも色々あるのですが、こういった時代にあった顧客心理を理解した上で会社経営や店舗運営に役立てていかないと無駄な努力、無駄な時間を過ごしてしまうなと感じます。
どんな業種、仕事にも当てはなることだと思いますので、時間を見つけて多少なり「検索」して調べてみてはいかがでしょうか。