今年2017年の5月の話ですが、GoogleはSEOについてこのような発表をしました。
Our goal is always to provide you the most useful and relevant information.
つまり…
私たちの目標は、常に最も有用で関連性の高い情報を提供することです。
とのこと。
Googleは常に選ばれ続けるサイトであるために、年々アルゴリズムを変化させています。
それはつまりユーザーにとっては「必要としている情報を探しやすい環境」「探したいページが見つかりやすい環境」であるということです。
しかし、誰もが満足いく状態かと言われるとそうではありません。
やはり、完璧ではないのです。
そんな中、「年に約9800回もの実験を行なっている」と発表しました。
例えば、Google検索の一部の色を変えたり、レイアウトを少し変えたり、CSSをいじったり…というようなものもあれば、もちろん検索順位をいじる「実験」もあります。
そうした「実験」が、検索ユーザーに好評なら、正式なアップデートとしてGoogle検索に実装されます。
しかし逆に、検索ユーザーに評価されない場合は、「実験」はそのまま元に戻され、なかったことにされます。
こういった事実を知らないままサイトの運営をしていくと、例えば順位が大きく変動してしまったことに動揺したり、場合によっては上司や社長、またはクライアントから厳しい言葉をもらうケースも出てくるでしょう。
しかし、やはりあくまで「検索エンジン最適化」なので、保証はないのです。
さらにこれからもどんどん変化します。
したがって経営者に求められるのは、検索順位ばかりに気を取られず、総合的にwebとどう付き合っていくのかを考えなければいけないということですね。