今日の一冊(16)

2030年の世界地図帳
落合陽一　著

SDGs（エスディージーエス）という言葉とどういった取り組みなのかということは聞いたことがあり、これまで詳しい内容はわからなかったのですが、今後事業をしていく上で知っておいたほうがよさそうだなという印象はありました。

内容はタイトル通り2030年の世界はどう変化しているかについて書かれており、様々なデータを地図帳で表現していたり、落合さんの疑問に思うことを専門家と対談形式で掲載していたりと、非常に分かりやすくまとめた一冊という印象です。

ちなみに、SDGsは17のゴールを目標としています。

1. 貧困をなくそう
2. 餓鬼をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な施策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさを守ろう
16. 平和と公平をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

上記の内容だけではかなりザックリとした内容のようですが、この17の目標の下に169のターゲットも併記されています。つまり小さな目標を数値で示していたりします。

日本が抱える問題点などの勉強にもなりますが、世界は今どうなっているかの状況なども分かるので、ビジネスを考える上で自分がどうしていったらいいかなど考えるヒントもたくさんもらえる一冊でしたし、このSDGsとどう向き合い付き合っていけばいいかを考えるキッカケになりました。